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25
Fri
Jan
2013
事業報告 青少年委員会
青少年委員会
委員長 土田 祐士
事業目的
当委員会は、「演劇」という手法を通じて、子どもたちに未来へと突き進むエネルギーとなる「夢」を見つけてもらいます。そして演劇を作り上げる時に生まれる、仲間との絆や世代を超えた絆を深め、地域の絆へと目指していきます。
また、メンバーの情熱を高め、メンバー自身がこの事業の魅力と青少年にかける想いを力強く発信していくことで、利根沼田の文化のひとつとして根付かせていきます。
事業報告
1月上旬 3月例会へ向けての練習開始
2月下旬 劇団員募集パンフレット配布
3月8日 3月第1例会
「劇団・夢への架け橋」オールスター春の祭典!
沼田保健福祉センター 4F
4月19日 第6回「劇団・夢への架け橋」演劇練習開始
6月13日 6月第1例会
そうだ 演劇 行こう
沼田商工会館 2F大ホール
10月 6日 10月第1例会
(社)沼田青年会議所創立40周年記念事業
沼田JC文化アカデミー
「劇団・夢への架け橋」第6回公演
文化会館大ホール
10月25日 公演打ち上げ上映会 沼田商工会館大ホール
●練習
4月19日 第1回公演練習~第47回公演練習
11月 1日 第1回朗読練習~第5回朗読練習
●地域事業参加
7月29日 ケアハウス沼田慰問
12月 2日 ごったくまつり 公開練習
委員会開催数 40回
公演練習開催数 47回
朗読練習開催数 5回
総評
この事業は、地域と密接しながら長期にわたって作り上げいきますので、公演を観て頂ければ情熱と歴史を感じ、これほど記念事業に適している事業はないと思い記念事業としました。外部の方を呼んでの記念事業と異なり、自分たちでの手作りになるので、労力はかかりますが、その分ご来場頂いた方には、どれだけの想いがあったかを感じて頂くことができました。
その中で最大の達成感は、多くの子どもたちが夢をみつけたことです。
夢は、明日を突き進み未来を作るエネルギーとなります。今回も公演を終えたときに「役者になりたい」「声優になりたい」「子どもたちに演劇を教えたい」といった夢をみつけ、それを叶えようとする子どもたちが増えました。
この子どもたちは、公演までに様々な困難にぶつかりながらそれを突破し、夢を獲得しました。この経験は必ず人生の宝となり、この子どもたちが夢にあふれた未来を作ってくれる、そんな思いがふくらみます。
そして何より、ここで育った子どもたちが、夢をみつけさせてくれたこの地域を愛し、この地域に新たな貢献をしてくれると確信をしております。
また、沼田青年会議所全体として燃えるように活動をしたことで、役者やスタッフなど、多くのメンバーからお手伝いを頂くことができました。そのメンバーの本気の熱を受けて、地域スタッフや保護者の方から、活動継続への強い想いがうまれ、来年は独立へ向けての一歩が踏み出せることなりました。
この事業に関しては、1日だけ子どもたちと接する事業と異なり、長期で子どもたちと接することができるので、子どもたちの成長も感じられます。そして何より子どもたちと信頼関係を築くことができます。
今後、青少年事業を行う場合には、労力はかかってしまいますが、長い時間をかけて子どもたちと接することができる事業を一考頂ければと思います。それにより、子どもたちに大きな夢をみつけてもらうこともできますし、大人も大きな経験を得ることができます。公演が終わったときに、自然と何人もの子どもたちやスタッフの方と抱き合い、仲間として感激を分かち合った時に、この事業が子どもたちや地域の方に人生を変えてしまうほどインパクトのある事業だと改めて感じました。
今年で、青年会議所としては、演劇事業として区切りつけました。青年会議所の想いや情熱に共感を頂いた地域の方々が、来年以降は演劇の事業展開を行うために動き出すことになりました。
ここに至るまでに、多くのメンバーの方と地域の方々に多大なる時間を頂いた事に感謝を申し上げます。
一年間ありがとうございました。